約 4,777,611 件
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/5324.html
シミュレーションRPGツクール95 【しみゅれーしょんあーるぴーじーつくーるきゅうじゅうご】 ジャンル シミュレーションRPG作成ソフト 対応機種 Windows 95~XP 発売・開発元 アスキー(*1) 発売日 1998年5月29日 定価 9,800円 廉価版 VALUE!:2001年4月2日/3,800円 判定 良作 ポイント 後発が振るわないため、根強い人気を誇るサウンドノベルが何故か作りやすいツール自体は優秀だが、バランス調整の難易度は高い素材の出来はパッとしない ツクールシリーズリンク 概要 基本的なシステム 評価点 問題点 総評 余談 概要 簡単にゲーム作れる点がセールスポイントであるツクールシリーズの一作品で、初の『シミュレーションRPGツクール』シリーズタイトル。 発売年は悪名高いPS/SS版と同じだが、半年程度先に発売されている。 ツールとしては非常に初心者向けで取っ付き易く、公式で行われていたアマチュアのゲーム制作コンテストでは、このツールを使った作品も多く投稿され、入賞していた。 基本的なシステム 戦闘システム PS/SS版が『伝説のオウガバトル』を彷彿とさせるバトルシステムであるのに対し、こちらは全般的に『ファイアーエムブレムシリーズ』に近いシステムとなっており、射程の概念も存在する。 それと違うのは、装備武器での攻撃の他に、魔法といった特殊攻撃が任意で使えるように出来る点である。攻撃射程も自由に設定が可能。 また、所謂マップ兵器も設定が可能など、『ファイアーエムブレム』からは逸脱した要素(*2)も取り込まれている。 PS/SS版のように増援の設定が出来ないなどといったことはなく、Win版ということもあって努力をすればかなり幅広いゲームが作れる。 プレイ時の操作は、『RPGツクール95』などと同じくマウスで行われる。 自動的にカーソルが戻るなど一長一短な仕様もあるが、マウスでのカーソル操作がメインとなるパソコンでのプレイとなるので、相性はいい。 ただし、キーボード・パッドプレイには完全に非対応。 マップ数は100まで。 サンプルゲームは『ラグナロク』と『プロット・ア・ライ』の2作品が収録されている。 『ラグナロク』はFEDAの方々が携わっており、銀河万丈のナレーションが至る所で流れて来るなど豪華な仕上がりになっている。 評価点 初心者でもとにかく作りやすい。 自作の素材を持ち込もうとすると難易度が跳ね上がるものの、デフォルトだけで考えれば難しい設定項目などは少ない。 後のRPGツクールが複雑化したり不安定化したのを見ると、本作の安定度は95というタイトルながらツクールの本来の目的を満たしていると言える。 逆に上級者には制限の強いところも多い。ただし工夫次第ではSRPGツクールでありながらRPGを製作したり、まったく関係ないミニゲームを作るといった荒業も可能である。 エディタとして アイコンにカーソルを乗せると文字が出るようになった。 戦闘アニメ 戦闘アニメを自分で設定出来る。 なお、デフォルトの戦闘アニメは非常にテンポ良く進んでいくため、ストレスをあまり感じないのが魅力。 1F毎に編集できるようになった。 従来は簡易な表現だったが、本作では1フレーム事にパーツを配置していけるので、例えば無数の火の弾が降ってきたり、光弾を無数に発射したり、複雑な動きも可能で表現の幅が広がった。 キャラクターをフラッシュさせる効果も実装されている。 この優れた仕様は後のRPGツクール2000にも採用される事になる。かなり手間がかかる話になるが本作の戦闘アニメ魔法全29種類も2000で再現する事が可能。 SRPGとしての肝は大体備えていること。 後のPS/SS版では採用されなかった射程やマップ兵器といった概念を本作は持っており、キャラの個性も付けやすくなっている。 特に『魔法(名称変更は可能)』はキャラの個性を付けられる最大の要素で、攻撃に留まらず回復スキルもここで設定可能なため、自由度が高い。 PS版のように小隊方式でもないので癖が少なく、多くのツクラーから求められているシンプルで分かりやすいシステムでゲームが作れることは大きな利点。 ちなみにそれなり以上の質のSRPGを0から自分で作ろうとすると、GUIはもちろんのことながらまともなAIの作成・管理なども必要なので、この一点のみでもかなり有り難いツールである。 説明表示とユーザー側の操作が手間だが出撃制限をかけたり、戦闘マップ内の行動から変化を加えたりも可能。拡張性は高くないものの案外細かいところまで配慮されていて、それなりに創意工夫は効くようになっている。 ノベルゲーが作りやすい。 背景の設定や顔グラフィックの設定は比較的容易なため、「後に発売された恋愛シミュレーションツクールよりもノベルゲーが作りやすい」という不思議な評価を受けている。 これは本来あまり想定された用途ではない。にもかかわらず戦闘パートがなく、シミュレーションパートだけで進んでいくゲームが作られたり、戦闘パートはあるがSRPGではなく普通のRPG風味だったりといったゲームが作られたりもした。 恋愛シミュレーションツクールにはキャラのグラフィックを生成出来るという現在から見ても先進的な要素があるため、お手軽さ以外で劣っている面は少ない。 ツクールシリーズである事 ツクール素材を使える(*3)。 他のツクールのデータを本作に取り込んで良し、本作のデータを他のツクールで利用して良し、これによりバリエーションが広がる。 本作の効果音はRPGツクール95からの効果音と殆ど同じだったり、戦闘アニメをはじめとした本作の仕様が多数RPGツクール2000に採用されていたりして、RPGツクールとの繋がりは強いと言えるだろう。 アイテムの仕様 追加効果、属性などの採用。 説明文を付けられるようになった。 従来は数値が加算されるだけであったが、本作からより個性が出せるようになった。 顔グラの実装 以前でもBMP画像を使えば表示できたが本作から標準装備されるので快適になった。 本作特有のキャラクターについて 本作ではカルディア、サクスなど多数のキャラが登場する。後のツクール2000のアレックス、ブライアンのような位置付け。 属性の採用 A~Fまで6つの属性があり設定し易い。『RPGツクール95』では1つ1つ手動で設定するのに難儀していた。 弱点属性は攻撃力1.5倍。耐性属性は攻撃力0.8倍。クリティカルと違ってダメージではなく攻撃力に倍率がかかる方式。 フィールド上におけるキャラグラ 待機グラが用意されている。 歩行も2パターン(左右左右…)から3パターン(左中右中左中…)に増加。 市販品でも2パターンのものもザラで、FEDAシリーズでもFEDA2になってから取り入れられたくらいである。 問題点 上述の通り、キーボード・パッドプレイに完全に非対応。 キーボードやパッドでプレイしたい場合、マウス操作を代用するソフトが必要。 パッドはパッドで楽な姿勢でプレイしたり、ユニットが多い場合などに便利なので両方に対応する方が望ましかっただろう。 デフォルト素材の質が良いとは言えない。 キャラグラは洋ゲーに片足を突っ込んだような画風であり、元にしたと思われるFEシリーズの雰囲気とはかけ離れている。 一応、マップ上のキャラチップと合わせてちゃんと作られているので、洋ゲーらしさに目を瞑れば問題はない。 ジャンルが偏ること自体は仕方ないのだが、この素材のみでゲームを作ることは余りにも濃いせいで難しく、かと言って他の素材と安易に混ぜると中々違和感が凄まじい。 BGMは悪いとは言えないが、他のツクールがBGMでも評価されているのを見ると、話題にあがりづらいくらいには印象の薄い内容のBGMになっている。 後にリリースされた『RPGツクール2000』のBGMを利用している作品も多く見られた。 デフォルトのSEはやや質素。この点は外部素材で補いやすい(著作権が発生しないケースも多い)ので問題点としては薄めだが、手間はかかる。 オリジナルで画像を賄おうにも色数制限が厳しい。 発売当時ではよく見かける手法なのだが、256色固定パレットのせいで小規模な作品ならともかく大規模な作品になると制限がかなり辛い。 時代的に仕方ないが、素材として使えるデータ形式が「bmp.」や「wav.」など重たいものばかり。 これでゲームを作ろうとすると、否が応でも容量が過多になってしまいがちである。 テキストを送る際に決定音として設定したSEが鳴ってしまう。 これはツクールにはよくありがちな問題点である。本作はテキストが一気に全て表示されるため当時としてはテキスト送りがしやすく、余計目立ってしまう感はある。 一応決定音を無音設定することでこの点は解決出来る。が、決定音が鳴らなくなるのはやや寂しさもある。 仕方ないことだが、複雑な内容の素材を設定しなければならない部分は、通常のRPG製作に比べてかなり面倒くさい。 戦闘アニメ、マップ上のキャラグラフィックなど、アニメーションが挿入されるものを完全に揃えようとするとかなり大変である。 ゲームジャンル的に、例え長編でも敵の種類が少なくても違和感ないことが多いことだけは幸い。 動きを極力削減するなど、楽をすることはもちろん可能。 ちなみに、戦闘アニメに関しては動画枚数がやや少なめだが、デフォルトのマップ上のキャラアイコンの待機モーションは意外とぬるぬる動いたりする。 長編になるほどバランス調整が難儀。 特に攻撃速度・命中率・回避率・クリティカル率の調整が難しい。調整が難しいのは1つのパラメーターが複数要素に影響してしまうため。 武器に設定できる「扱いやすさ」は、攻撃速度と通常攻撃の命中率に影響する。 防具に設定できる「重量」は、攻撃速度と回避率に影響する。 キャラの能力値「技量」(名称変更可能)は、攻撃速度と命中率と回避率とクリティカル率とアンチクリティカル率に影響する。エムブレムの技・速さ・幸運を1つにまとめてしまったような暴挙。 技量が高くなるとクリティカルが出やすくなってしまい、さりとて控えめにすると攻撃が当たらない不毛な展開になるなど、技量の調整はかなり難しい。 追撃が存在しない仕様で構わないなら、武器なしでは攻撃できない&武器では追撃できなくする、という追撃が存在せず攻撃速度が無意味になる仕様にすると比較的バランスは取りやすい。「扱いやすさ」も命中率だけに影響する値になるので追撃の有無を気にせず高く設定できる。 また技量が高まるとクリティカル率が高くなりすぎる問題も、武器のクリティカル率をマイナスに設定したり防具のアンチクリティカル率を活用するなどある程度はバランス調整可能。 このように工夫次第ではあるものの、基本このツールを使った大長編作品はあまり向かない。 攻防の値も制限がきつく、属性設定による弱点や耐性で工夫は出来るのだがそれも数が限られていたり計算の融通が利かなかったりと、長編製作ではネックとなりやすい。 魔法は一覧から選んで使用するものであり、魔法系ユニットでも反撃は物理防御力が適用される通常攻撃をすることになる。 魔力÷2が魔法防御力になる。こちらも1つのパラメーターにまとめているせいで細やかな調整をしにくい。 例えば地形効果20だと回避が20上がるだけでなくダメージも2減るという具合で、地形効果でダメージが減るのも調整を難しくしている。しかも敵AIは地形効果を考慮せず、攻撃力20の敵は物理防御20のキャラに攻撃を仕掛けないが物理防御19で地形効果10に居るキャラには攻撃を仕掛けてしまう。 状態異常も用意されているが、数が少ない上にカスタマイズ出来なくてバグもある。 眠りは、ランダムで起きたり攻撃を受けると起きるとマニュアルに書かれているが、実際は3ターン起きない。 攻撃力低下や防御力低下は毎ターン1ずつ回復するのだが、状態回復をかけると現在の値のまま毎ターンの能力値回復が解除されてしまう。 敵AIが攻撃力低下魔法や防御力低下魔法を持っていても使用しない。 プレイヤーに対するGUIが良くない ユニットの移動速度などが遅かったり、どのパラメータがどう影響しているかが分かり辛くて初見だと意味不明だったりする。 ちなみにユニットの移動速度の問題に対して、加速ツールの使用がユーザー間では半ば推奨されていたりもする。 属性も内部データ扱いで分かり辛い。製作者側が工夫して表示していることもあるが、ツールの制限と相まって分かりやすいとは言い難い。 説明するなら自軍なら装備品の説明文に記載する、敵軍ならアイテム名で敵の情報を記載する、というような対応をするしかない。 戦闘前の値表示など、見やすくするための工夫もほとんど為されていない。 起動時は強制フルスクリーンになったり(F4で切り替え可能)、セーブファイルも8が限度(制約の少ないPCではかなり少ない)。 マップ兵器などでもいちいち戦闘画面に移行するのでだるい。一つ一つは短いのだが連続だと流石に気になる。 同じくユニット数が多い場合もテンポが悪く、かなり気になる。 古いツクール作品と同じく画面の解像度が小さい。 アイテム管理について アイテムの整頓が出来ないため、順番はアイテムを手に入れた順番になるので不便、手動で並び替えも不可。 ゲストキャラについて 加入キャラではない一時的な味方キャラの状態を後のステージへ引き継げない。 クラスチェンジについて 顔グラ 進化後の顔グラが用意されているが、クラスチェンジに応じて顔の変化は無い、つまり永久固定。 魔法について こちらもアイテム同様に覚えた順番に並び整頓不可。 特に、自由にいろんなクラスに転職して魔法を覚えられるゲームや店で魔法を買って覚えたりできるようなゲームを作ると、覚えた順番のまま変更できないのは不便。 習得自由度が高い作品を作る際は、魔法欄が埋まって新しい魔法を覚えられない状態に陥る危険性をプレイヤーに考慮してもらうことが必要になる場合も。 説明書にはカルディアが2人表記されている箇所もあり、完全に練り込んでいない点は否めない。 総評 デフォルト素材の使い勝手には難があるもののクオリティは十分であり、本作の内包物だけでもゲームは十分に製作が可能。 上級者に向けた機能があるわけではないが、初心者向けにハードルを落としている作品であるため、ビギナーでも取っ付き易いツール。 上級者にとっては物足りない所が多いものの、それでもSRPGの肝となる部分が最初から用意されている意義は非常に大きい。 最悪の評価を受けているPS/SS版と異なり、良い評価を受けている作品である。 シリーズ一のロングラン『RPGツクール2000』と比べると流石に普及率は落ちるものの、2015年においてもこのソフトを使ったゲームが見られるほど愛されているツールである。 それほど本作の完成度は高い、というよりハードルが低い。 しかしながら、2013年6月30日で本作を含めたほとんどのアスキーブランドのツクール製品のサポートが終了しており動作保証されているOSが少なくなっており、選択の幅が狭まっている。(*4)。 また、プレイヤー側のGUIの使いづらさや素材として使用可能なデータが狭いなど、今となっては野暮ったさも目立ってしまっている。 愛用されながらも続編や代替品を望む声が多かったのだが、このシリーズはWin版ではこの一作のみになってしまった。 その後、2015年に個人開発による制作ツール『SRPG Studio』が登場したことにより、本作からの移行が進むことになった。 余談 本作以外のPCのSRPG製作支援ツールの選択肢。 本作が長い間愛用され続けた経緯と、後発の作品が出なかった実情を詳しく説明する為に記載。 ちなみにRPGツクール以外は当wikiの記事作成対象外のソフトである。 + クリックで展開 『RPGツクール(2000以後)』 かなりの数のスクリプトなどが作られており、そういうものを駆使してSRPGが作られていることもある。 当然ながらコマンド選択型RPGの制作に特化しているため、SRPG製作に向いているとは言えないが、ツクールシリーズ内なら素材を使いまわせるので後発の作品共々本作の素材として使われることは多い。 ファンサイトによる『ツクールシリーズでなら使用可能な素材』もあるため、間接的に本作も恩恵を受けていることもある。 『SRC』 本作以前からフリーで公開されている古い個人製作のソフトで、スパロボ風の作品を想定した設計。れっきとしたSRPG(SLG)製作支援ツール。 かつてはファンもそれなりに居たがメジャーなツールとは言い難く、2016年現在では作品をあまり見かけない(*5)。元がスパロボを強く想定していたり(ユーザー側の問題なのだが、著作権に反している作品が多く(*6)、アングラ色が強くなってしまった。)、プログラミング知識が少し必要だったりするなど、制作もややとっつきにくい(*7)。 ただし、テキストエディタで入力するので、シナリオをがっつりやりたい場合は非常に便利。 現在は停止しているが本作発売以後もアップデートが続いていた上、拡張性が本作より高くて本作風の作品や別ジャンルのゲームも作れるのだが、制作難度の他にも本作の代替とするには問題となる部分が多い(*8)ので本作からこちらに移行する流れは生じなかった。 『新型SRC(仮)』 SRCの性能と仕様に、やや不満を感じたSRCユーザーが作成したSRCと同様のSRPG制作支援ツール。 AdobeAirで作成されているため、SRCより動きはなめらかだが、SRCのシナリオ・データを引き継げないし、公開開始したばかりで機能は整いきっておらず、カスタムサウンドなどの新機能も付いているが、その他の利点・欠点などもSRCとほぼ同様。 他のSRPG作成ツールと比べての最大の利点は、PCの他にAndroid端末でプレイ可能な事、ただしPC版は無料だが、Android版の方は有料(ただし、1話までなら遊べる体験版がある)。 『WOLF RPGエディター』 2008年にフリーで公開されたゲーム製作支援ツールで、元は作者が自身の為に作ったツール。通称「ウディタ」。正式名称が示すとおり、『ツクール』シリーズ同様にRPG作製を主眼に据えたツールである。 「システムの根幹部分の自作にこだわりたい人向けのツール」と制作者が述べている通り、スクリプトを組むことで一からプログラミングを行うため、コンストラクション系フリーソフトの中でも破格の自由度を持ち、純粋なコマンド型RPGはもちろん、SRPG製作にも不足はない。それどころかアクションやシューティング、ノベルゲームなどの広範囲のジャンルに渡って制作が可能である。 その一方、スクリプトを組むことに特化した上級者向けの仕様であること、パラメータによる数値入力がメインでインターフェイス面での視覚的なわかりやすさを犠牲にしているため、初心者が手出しするにはハードルが高い。作者曰く「『わあ、RPGがカンタンに作れるんだね!』と目をキラキラさせながら寄ってきたゲーム制作初心者さんの夢を片っ端から打ち砕く暗黒のツール」。 『System4』 2002年に登場したアリスソフト製のゲームエンジン。ユーザー用のSDK配布もされていてゲーム制作が可能。 それ以前の『System3.x』も開発キット配布はあったが、同社のゲームソフトの付属CDに収録されていたため、ユーザー以外が開発キットに触れる機会は少なかった。 『System4』は会員ページでの公開だったが、会員登録はゲーム購入などは必要なくメールアドレスさえあれば可能で、二次配布可なので登録せずともファンサイトでのダウンロードも可能。 現在は公式配布は終了しているが、ファンサイトでは引き続き公開している。 C++でゲーム開発できるくらいプログラム知識が必要になるため、これもハードルは高い。 『Unity』 マルチプラットフォーム対応のゲームエンジンで、3D描写を売りにしている(後に2Dグラフィック描画と2Dゲームの制作にも対応している。) 元々は外国産のソフトウェアであることや、グラフィックを売りにしていること・新技術を意欲的に搭載しているので自由自在に使いこなすまでのハードルはウディタ以上に高い。それとユーザー側にも高めのスペックを要求される。負荷軽減は可能だが、限界がある上にそこだけでもかなり手間取りがち。 英語の情報は多いので、英語や地道な情報収集が苦にもならない人なら代替は可能と思われるが…元々がSRPG向けのツールではない上に、売りである3Dをフル活用してSRPG製作というのは個人では非現実的だろう。 『SRPG Studio』 2015年発売の個人製作によるDL販売専用ソフトで、本作同様にプログラムの知識が無くてもSRPGを作ることも可能。 発売当初はバグが多かったり初心者にとっては拡張性が乏しかったが、有志によるスクリプト提供と数多のアップデートによってかなり幅が広がっている。本作同様にFEシリーズを意識した設計。 細々とした不安定要素・問題が多かったりアップデートでバグが発生することもあるが、色数などの分かりやすい制限はない。プレイヤー側のGUIも本作より断然分かりやすく、基本的には快適。これらの事情もあって国内SRPG製作者層の間では本作に代わるメジャーなツールと目されている。本作発売から約17年も経過してようやくというところである。 ちなみに公式素材も本作と異なり一般的なファンタジー系のものが揃っており、BGMやSEも揃っているので使い勝手は悪くない。別の世界観や自作で凝ろうとすると途端に苦労するが、そこは仕方ないだろう。当然だがツクールシリーズではないので素材の流用は厳禁。 ただしこのソフトのデフォルトの素材は本ソフトのデフォルト素材よりもアニメーションの枚数が少ない。
https://w.atwiki.jp/vip_rpg/pages/131.html
ダウンロード ver1.25(Webアーカイブ) ゲーム紹介 RPGツクール2000及び2003で作成されたゲームを簡単に起動するためのツール。 圧縮ファイルのままゲームがプレイできたり、RTP実行ファイルをツールに添付しているので実行ファイル抜きのゲームがそのままプレイできたりする。 β版は更にXPにも対応している。お好きなほうを。 別作者によって開発された、より高機能な後発のローダーもあります。 →もしも俺々仕様のRPGツクールローダーがあったら スクリーンショット 一度登録した後は、ダブルクリックするだけでゲームが起動する。 感想など ちょwwwもしもばっかりwwwwwww -- 名無しさん (2005-09-21 21 57 04) ちょっとまてカテゴリわけなんてできたのかwwwww -- 名無しさん (2005-09-23 13 51 47) へれん てなんだwwww -- 名無しさん (2005-09-24 04 09 24) カテゴリ分けなんて始めて知った -- 七誌 (2005-09-24 09 46 54) なんて便利なんだ! しかしXP対応してないのが気にかかるお -- 名無しさん (2005-10-04 18 53 33) セーブ機能がうまく働いてないんだよな… -- 名無しさん (2005-10-04 18 53 33) ↑公式BBSに書いた方がいいと思われ -- 名無しさん (2005-10-09 07 57 29) 公式BBSにいろいろ要望書こうと思ったらサーバーエラーで書けなかった -- 名無しさん (2005-11-23 19 31 48) 作者です。掲示板直しましたごめんなさい。中国人の宣伝避けコードを追加したときからおかしくなっていたようです( A`) -- Cline (2005-11-26 14 37 49) あのアイコンヘレンだったのかwwwwwwwwww -- 名無しさん (2006-02-06 06 58 30) 俺ちんちんぶらぶらいあんだったぞ?wwww -- えええ (2006-02-08 19 35 47) ↑2種類のversionがあるだろww -- 名無しさん (2006-05-09 11 45 51) これにラウンコのメジャーリレーいれたらタイトルの画像が -- 名無しさん (2006-06-17 18 16 26) ということはmatru c,kkfkklcfldklfkkwktがとまらねぇ -- 名無しさん (2007-08-10 21 38 20) 公式BBSに書き込んでも反映されないおっお -- (2007-10-13 22 47 59) 開発再開したようで、BBSで要望募ってますよ -- 名無しさん (2008-02-19 22 47 48) ランタイムの優先度が変更出来ね -- 名無しさん (2010-09-04 03 47 13) 情弱乙 -- 名無しさん (2010-09-05 04 09 04) ver.2の開発はエターなったままなのかなあ -- 名無しさん (2010-09-05 14 38 19) 初期設定を間違えてエターなった -- 名無しさん (2012-04-30 22 01 51) 使い方がよくわからん -- 名無しさん (2012-05-02 21 46 30) ダウンロードしたらトロイの木馬がwww誤認であってくれw -- 名無しさん (2012-05-21 22 45 59) カテゴリ分けしたらセーブデータの整理できないじゃんムシャムシャしてきた -- 名無しさん (2012-05-24 07 57 31) 毎回起動時に小さい画面になるんだけどバグ? -- 名無しさん (2012-07-02 12 25 29) 最新版へリンクを張替えました -- 名無しさん (2012-10-07 22 08 27) カテゴリ分けなんて知らなかった -- 名無しさん (2012-10-07 23 13 54) 最新版のはβで動かない環境の人いる気がしたので、一応二つ張っておきますね -- 名無しさん (2012-10-08 15 56 49) 何回説明読んでもようわからん。無くてもツクール自体は動くから別にいいのかもしれんが。 -- 名無しさん (2013-11-30 13 15 12) へーこんなのあったんだ。GCoolerに対応してくれたら使ってあげてもよくってよ -- 名無しさん (2015-02-27 17 43 59) 設定に関わらずゲームをプレイするたびに大量のデータを主記憶ではなくディスクに書き出す仕様になってるので注意すること。HDDの場合は急速に断片化が進行し、SSDの場合はパフォーマンスに影響を与えたり寿命を縮めたりする。必ず起動バッチ等で展開先ディレクトリをキャッシュ用ディスクやRAMディスク等に逃がして使おう -- 名無しさん (2017-02-17 12 54 53) リンク飛びません。たぶんページが消えたと思われます。 -- 名無しさん (2017-12-14 13 09 44) ツクールローダーが入手できないのは困るなあ。再配布とかしても良いのかしら -- 名無しさん (2017-12-14 18 50 41) 一応InternetArchiveにデータ残ってた -- 名無しさん (2017-12-16 02 22 48) http //web.archive.org/web/20160316033033/http //nelsoa.net/rpg/rpg_loader.zip -- 名無しさん (2017-12-16 02 23 04) http //www.viprpg.org/up/tkool_etc/src/tkool4vip18764.zip -- 名無しさん (2018-01-12 02 52 28) ↑β版 -- 名無しさん (2018-01-12 02 52 57) 有名ツールだけどPCの寿命を大幅に縮めるから絶対に使っちゃダメ。NTFSのジャーナリングを壊してPCデータ全損する覚悟がある人だけが手を出すべき。 -- 名無しさん (2018-01-13 17 27 15) 6年ぐらい酷使してるけど全然問題ないぞ -- 名無しさん (2018-01-13 20 37 05) そりゃあ運が良ければ壊れないけど、素人芸にしてもちょっとヤバすぎる設計してるから本気で警告する。作者さんには悪いけどほとんどマルウェアだからね -- 名無しさん (2018-01-13 23 45 37) そうなんだ…使ってなくてよかった -- 名無しさん (2018-01-17 03 57 04) GW祭り2017に別の人が作ったこれの後継っぽいツールが出てますが、それ使った方がいいですかね? -- 名無しさん (2018-01-18 13 11 53) zipから直接起動する機能を一切使わず全部手動で解凍してから使えば一応大丈夫。それやったらそっちのツール使った方が良くなっちゃうけど -- 名無しさん (2018-01-23 02 57 13) もしも俺々仕様のRPGツクールローダーがあったら がwikiにあるからそっちもオススメよ。こっちは過去の記念作みたいなもんだわな。 -- 名無しさん (2018-01-26 07 23 43) 解凍しないといけないってのが手間でなあ。解凍しなくても遊べる安全なローダーを誰か作ってくれないかなあ(チラッチラッ -- 名無しさん (2018-01-26 18 37 58) 手間はGW2017のやつもドロップで自動解凍だから変わらないでしょ。解凍自体をしないで欲しいというなら、このツールも裏でファイルを解凍してゲーム終了時に削除してるだけだぞ。 -- 名無しさん (2018-01-26 19 57 52) ZIP中ファイルを毎回全部展開しても、多くて1回数十MB~数百MB。毎日何回も起動したところで、HDDやファイルシステムを破壊するような度合いになるか……? -- 名無しさん (2018-01-31 23 03 03) ファイルサイズじゃなくて数と頻度が問題。数年前に問題になったFF14のHDDクラッシャー事件と同じような事してる。それからこのツールはキャッシュを削除する時にファイルチェックしていないのと解凍用のdllの扱いにセキュリティホールがある。zipファイルに細工をするとゲーム終了時にHDD全体をキャッシュファイルと誤認させて削除させたりできる。ツクスレ住人でそんな事するやつ居ないとは思いたいが -- 名無しさん (2018-02-02 04 24 17) そのHDDクラッシャー事件ってPSO2の間違いじゃ? それにしてもそんなヤバイ仕様があったなんて知らなかったわ・・・ -- 名無しさん (2018-02-14 10 04 54) FF14のHDDクラッシャー事件は大量の小さいファイルを大量に書き込んでるのが発覚した事件。ちなみにPSO2事件(≒みずいろ事件)と同じ設計ミスもやらかしてて、zipファイルに細工すると云々の部分がそれを利用したセキュリティホール。 -- 名無しさん (2018-03-09 21 41 40) ウチのカスペだとずっと使ってたこのツールの利用を警告されて止められたが、そういう経緯があったのか -- 名無しさん (2018-04-18 21 04 02) もしも俺々仕様のRPGツクールローダーがあったら これなら警告でないかも -- 名無しさん (2018-04-18 21 31 59) 旧RPGツクールローダーがやべえのは圧縮ファイルを操作するとき限定?何が言いたいかというと新ロダ非対応のウディタなら影響ないのでは?と思いました。お詳しい方教えてプリーズ -- 名無しさん (2020-06-12 10 58 37) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/yamamura2/pages/5219.html
【TOP】【←prev】【PlayStation】【next→】 RPGツクール 4 タイトル RPGツクール 4 機種 プレイステーション 型番 SLPS-02861~2 ジャンル ツール 発売元 エンターブレイン 発売日 2000-12-7 価格 6800円(税別) RPGツクール 関連 Console Game SFC RPGツクール SUPER DANTE RPGツクール 2 PS RPGツクール 3 シミュレーションRPGツクール RPGツクール 4 SS シミュレーションRPGツクール PS2 RPGツクール 5 RPGツクール Handheld Game GB RPGツクールGB うちゅう人田中太郎でRPGツクール GB2 GBA RPGツクール アドバンス NDS RPGツクール DS RPGツクール DS+ 3DS RPGツクール フェス 駿河屋で購入 プレイステーション
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/2925.html
RPGツクールDS 【あーるぴーじーつくーるでぃーえす】 ジャンル コンストラクション ※重大なバグあり、購入時要注意! 対応機種 ニンテンドーDS メディア 256MbitDSカード 発売・開発元 エンターブレイン 発売日 2010年3月11日 価格 5,460円(税込) 判定 クソゲー ポイント 致命的な容量不足 理不尽な機能や仕様フリーズ含む大量のバグタッチパネルを使った操作性は好評Wi-Fiを使ったコンテストは予想外の好評最終的には使い方次第 ツクールシリーズリンク 概要 問題点 評価点 総評 余談 ツクール城コンテスト その後の展開 概要 誰でも手軽に自分で考えたオリジナルRPGを作れるゲーム、『RPGツクール』シリーズのDS版。 携帯ゲーム機向けツクールとしてはGBAでリリースされた『RPGツクールアドバンス』以来の作品である。 ゲーム制作における容量設定は通常の「FULLサイズ」と、DSのダウンロードプレイ機能を活かした「DPサイズ」の2種類があり、DPサイズで制作したゲームはDSさえあれば本作を持っていない人にも受け渡すことができる。 さらにWi-Fi通信による公式コンテストの開催や各素材のダウンロード配信、『FFXI』のイラストレーター・皆川史生氏の起用などで話題を呼んだ。 しかし、肝心の制作ツール部分において大きな欠陥を多々抱えていたため、評価を落としてしまった。 問題点 発売前から「転職ができない」「変数が使えない」「属性そのものがない」「耐性もない」など、ありえない仕様が続々発覚し、嘆くツクラーが続出した。 実際にはそれすらも小さな問題に過ぎず、 「コンテストに必須のDPサイズの容量制限が異常に厳しい」「DL素材にかかる容量消費も異常」「バグの多さも異常」 という、制作以前の根本的な部分で大問題を多く抱えていたのである。 そんな散々な作りだったために、素材が良くても非実用的で意味がない、操作性が良くてもバグの多さゆえにプレイはストレス要素が多いなど、いい部分も見事に活かされず、まったくもってどうしようもない状態であった。 以下に主だった問題点を挙げる。 容量不足 前述したDPサイズの消費容量設定が余りにも厳しく、最大の問題点とも言われている。 人もいない、イベントもない空っぽの城マップを1つ配置するだけで40万消費。街も同様に30万消費。 更に、そのマップにパーツを1個置くだけで30万消費。全容量は116万なので、この時点でほぼ使い切る。 音楽1曲で10万~20万消費。つまり、戦闘曲と町の音楽とダンジョンの音楽を使うだけで軽く30~60万を消費する。 加えて、魔法のエフェクト1つにつき最大で10万、宝箱1個で5万、モンスター1匹のグラフィックで最大3万消費という有様。 このような容量消費になっているのは、プレイに必要な素材の分も合わせてダウンロードする必要があり素材ごとに容量設定されているためである。 DSさえあれば誰でもゲームをプレイしてもらえるはずだったDPサイズだったが、容量消費があまりにも激しく使いにくいだけという結果となった。 加えて、第1回コンテストはDPサイズで作らなければならないという制限付きだった。コンテストについては後述する。 FULLサイズで作るにしても前述の仕様の上、GBA版と比べて容量は2倍、だが消費量は4倍なので、実質の容量はGBA版の半分。 フィールドマップはサンプルのものを使うだけで全容量12万5千の内3万3千を消費するため、どのみちフルでも足らなくなる。 本作の売りの一つでありpixivとキャンペーンを張ったDL素材も、容量消費が激しく使い勝手は微妙。なにせ、DP・FULLサイズ両方とも公式のデモ画面1枚を再現しただけで容量が枯渇するのである。 サンプルゲームは容量を2万6千しか使っていない超手抜きで、クリアまでわずか10分。だがDPサイズではその程度でも余裕で容量オーバーする始末。 内容自体はいたって普通でバランスも適切なのだが、城下町にたどり着いた途端、「この冒険の続きはキミが作る!」的な終わり方で、もはや単なる手抜きというよりは投げやりにも感じられる。 発売日から宝物庫で配信されていた攻略本連動サンプルゲーム『サンプルクエスト~天空の谷の神隠し~』があるので、サンプルゲームとして収録するのならこちらの方が良かったのでは? という意見もあった。 理不尽な仕様・バグ及びその対応 転職できないのに、キャラクター8人に対して作れる職業の枠が何故か16種ある。 つまり絶対に8種余る。当然ゲーム中でそれらを活かすことは不可能。 この謎の仕様は、通信機能による友達が作ったデータを保存するための枠である。もっとも今作は設定の幅が異様に狭く、データをもらわなくても口頭で伝えてもらうだけで自分で簡単に作成が可能。 この仕様のせいでキャラクター作成の手間を増やすだけのシステムになっている。 転職や職業システムがないRPGツクールではキャラクターを多めに登録して転職したら入れ替えるなどという設定をするのが一般的。今作では職業→キャラクターという風に設定が必要。しかし転職イベントを作り出せない以上、蛇足でしかない。 ボスも含めて属性や敵の状態異常の耐性を設定できない。 麻痺・沈黙・毒などがラスボスまで問答無用で効いてしまうので、バランス調整として「状態異常攻撃を使えるのは敵側だけ」「状態異常治療可能なボスを設定する」などの対策が必須となる。 属性(例:火・水・土・風)の概念もなく、魔法ダメージが全て設定値で決まる。耐性もないので「弱点」という概念を作れず誰が使っても一緒の効果になる。 だがアイコンやアニメーションだけ見ているとさもあるように思える。まさにプロモーション詐欺そのもの。 転職・変数以外にも様々な機能が削られている。 レベル、ステータス引き継ぎ不可。/ステータス増減アイテム イベント不可。 特技忘却イベント不可(特技習得は可)。 これらにより、転職を擬似的に再現するのも困難になっている。 特技効果のあるアイテム設定不可。 「使用すると『ファイア』という魔法の効果が発動する」といったものは作れない。 主人公に触れてくるイベント不可。 つまり、シンボルエンカウントが作れないということ。 ATOKを搭載したためか、容量節約可能なランダムメッセージやキーワード登録機能不可。 レベル下げイベント不可(レベル上げは可)。/アイテム数指定イベント不可。 テストプレイしながら作る機能不可。 その他上記の属性・耐性設定がないことに加え、戦闘に関する細かな不満点も多い。 戦闘のテンポがやや遅め。 即死攻撃が作れない(大ダメージで無理やり演出するしかない)。 戦闘中にメッセージを出せない。 上記に挙げた仕様・機能には、前世代の携帯機作品である『RPGツクールGB』、『~GB2』、『~アドバンス』は勿論、PC版の初代の劣化移植とも言える『RPGツクール SUPER DANTE』ですら設定できた項目もある。ハード性能は上がっているのに、なぜこうも削除された機能が多いのか……。 フリーズバグを含め、多数のバグが存在する(詳しくはこちら)。 一例として、「戦闘画面のコマンド対象選択時において、A・Bを同時押しするとフリーズ」という要注意のバグがあるのだが、これについてのメーカー側からの返事が以下の通り。 >パーティ最後尾のメンバーの行動を選択する際、[A][B]ボタンを行なうと画面停止が発生いたしますのでご注意ください。 >上記のタイミングにて、[A][B]ボタンを同時に押さないようにすることで回避できます。 >(通常操作では[A][B]ボタンを同時に押す必要はございません)。 このように役に立たない対処法というか、このバグに気付いた人なら誰でも分かる返事。 というか対処法ですらない。 もっともこのフリーズは全く同じフレームで同時押ししないと発生しないので、偶発的に遭遇することはほぼない。 この他にもフリーズバグが存在するのだが、不具合と認めたものもあれば、仕様と押し切るものもあったりする。もっとも不具合と認められても 今のところ交換の予定はなし 。 評価点 素材のクオリティはかなり高い。「2000やVX(どちらも好評のPC版)で使いたい」という声が2chの本スレで上がる程。 「ちびツクDS」という、モンタージュ方式で歩行グラフィックを作れる機能が搭載され、使えるグラフィックが更に多彩になっている。 特にBGMは過去最高の出来栄えと評判。 仕様の関係もあるが、初心者向けのツクールとしては悪くない。 DSのタッチパネルを生かした操作は初心者にも優しく好評で、付属ツールも豊富でDSだけで作成できるのでとっつきやすさとハードルの低さだけは優秀。 GBA版と同じく「建物を作ると内部も自動で作成」や「広間と通路を組み合わせるダンジョン」等作りやすくする仕様もある程度は残されているので作成時間の短縮や見栄えを良くし易い。 ネット認証やアップデート等の始めるまでの準備が不要でソフト内に素材作成ツール付属し、カメラで写真も取り込める。 FULLサイズでも『RPGツクール SUPER DANTE』レベル(ドラクエI位)がせいぜいで他の制約もあって凝ったゲームは作れないが、かえってそれが気軽に作りやすいと言う見方もできる。 DPサイズならDSだけ所持していてソフトを持っていないユーザーにも送れるので配布に関しても容易。 制約の酷さや容量が少ないので「内輪ネタを題材にした1発ネタ」をRPG化して仲間内で楽しむ分には最適である…屁理屈もいいところだが。 DPサイズでも1度呼び出した素材はFULLサイズと同じ消費になる。 1つのダンジョンをマップ上限30まで使いまわし、180階まで水増しするなども可能。 すでに過去の事例であるが、自分で作った作品をWi-Fiを利用して簡単に受け渡したりコンテストに投稿することが可能であった。 当時のPC版ツクールやコンシューマーツクールで自分の作った作品を他人にプレイさせるには外部媒体を使用したりちょっとした専門知識が必要だったりハードルが高かったが、本作はWi-Fiコネクションを使うことによって簡単に作品を配布できる仕組みを搭載していた。 期間限定だったとはいえ事前チェックが通ればコンテスト会場を通じて多くの人にプレイしてもらうことも可能でさらにコンテスト入賞作品は、ツクール城の宝物庫からDLしてプレイすることもできた。 現在はWi-Fiコネクションのサービス終了により作品の配布はできなくなっているが、後のツクールでも作った作品を簡単に投稿できる仕組みが実装されている点を踏まえると、「作品を手軽に公開・配布できる要素」の存在は大きかったとも言えるだろう。 総評 DPサイズ限定のコンテスト開催前は不具合や仕様の問題から「ツクール史上最大の黒歴史」「KOTY2010最終候補入り間違いなし」と思われる程の酷評であった。 多くのツクラーが本作に見切りをつける中で、それでも何とか作品を作ろうと残ったツクラーもいた。 この残ったツクラー達が厳しい仕様の中で試行錯誤を重ねていた結果、DPサイズ限定コンテストの作品公開開始を境に徐々にだが盛り返していく。 他人の作った作品のやりとりがWi-Fiコネクションを通じて簡単にできた事も重なって当初は失敗間違いなしと思われたコンテスト自体も一応の成功を収めた。 一方でバグや理不尽な仕様で評価を大きく下げてしまったのも事実であり、ツクラーの間では境遇の似ている『4』と同じ轍を踏んでしまったという評価に落ち着く形となった(*1)。 余談 据え置き、携帯機のツクールは今までに修正版の出荷や交換対応は皆無なのでバグに関しては絶望的。もっとも、バグ修正したところで糞仕様は変わらないのでクソゲーのままなのだが…。 ちなみに後日なんと「猿楽庁」がデバッグを担当していたという事実が発覚。『カルドセプト サーガ』の反省はどうした。(詳細はリンク先を参照) 容量が少なすぎる、フリーズバグが存在する、サンプルゲームの内容が手抜きというのは同社の過去作品にも共通するものである。 本作と同じく問題点が多いことで知られる『RPGツクール4』・『シミュレーションRPGツクール』・『RPGツクール2003』があるが、本作はそれを軽く凌駕するレベルである。 さらに、バグなのか不具合なのかそういったよろしくない点を「仕様です」の一言で片付けてしまう態勢をも受け継いでいる。…どうやらメーカーの方は、9年の時を経てなお反省していないようである。 総評でも触れた通り携帯機版KOTY2010に本作の選評が持ち込まれたが、ツクラー達の涙ぐましい努力によって問題の多い本作でもそれなりの作品が作れるというのが実証された為か、最終的には選外となった。 選評案の最後には「冒頭でツクラーたちをRPGの冒険者になぞらえて紹介したが、彼らこそがRPGツクールDSという悪夢を打ち砕くために戦う勇者たちなのかも知れない…。」と書かれていたが、まさしくその通りになった形である。しかしながら、果たして選外となったことを素直に喜んでいいものやら。 ツクール城コンテスト 恒例のコンテストは、Wi-Fi通信を使ってユーザーが実際に投稿された作品をプレイして評価するというユーザー参加型になった。 ツール自体が上記のように数多くの問題点を抱えており、初期段階で多くのツクラーが本作に見切りをつけユーザー離れが進んでいたことから、第1回のDPサイズ限定コンテストに投稿する人もほとんどいないだろうという予想に反しコンテスト会場開設直後の公開作品数は200作品という当初の想定を大幅に上回る投稿数となった。 これはWi-Fi通信によって今までのコンテストより投稿のハードルが大幅に下がった事に加え、本作に見切りをつけず残った一部のツクラー達の情報交換によって重箱の隅を突くような容量削減・節約といったDPサイズ作品の作り方の研究が進捗し、工夫すればそれなりの作品を作ることは可能という事がわかったのが大きかったと思われる。 その後も1週間辺り約150作品が随時追加公開され、DPサイズ限定の第1回公式コンテストでは実に1000(*2)作品以上が投稿され、予想を大幅に上回る投稿数の多さから公開期間が2ヶ月延長された。 これらのコンテスト作品は無料でプレイでき、コンテスト作品をプレイするためにソフトを確保する人も存在し場所によっては新品・中古とも出回りにくいという現象も起きた。 DPサイズのツールが優れているわけではないが、それを作者の力量により使いこなせれば、第1回のDPサイズ限定コンテストの入賞作品一覧のような良作も作れるというのはこのコンテストの結果が証明した形となり、失敗間違いなしだと思われた第1回のDPサイズ限定コンテストも一応の成功を修めたと言っていいだろう。 第1回コンテスト入賞作品発表後に第2回コンテストの開催が決定。変更点としてFULLサイズ限定となり、応募に関しては第1回と比べやや厳格化(*3)している。 1週間辺り約100作品が新規公開され、総投稿数は第1回並の約1000作品が投稿された。 1週間に100作品以上公開されるが、その都度簡易審査(*4)が行われた。この簡易審査の基準にDL数も含まれていたために、場合によっては投稿された作品がほとんどプレイさせてもらえずに公開終了になるケース(*5)があった。 その後の展開 続編として『RPGツクールDS+』が登場した。本作よりはマシになっているが、ツールとしての優秀さをバグが台無しにしている点は変わっていない。 また本作の悪評もたたって、売上は相当悲惨な事になってしまった。詳しくは当該項目にて。 ツクール城コンテストは第2回のコンテスト終了後以降は、続編の『RPGツクールDS+』で開催されることになった。 本作の素材の優秀さによる好評を受けてか、後に『RPGツクールVX Ace』用の素材集として本作の素材がSteam及びDEGICAツクールストアにて販売されている。 『RPGツクールMV』発売後、そちらの規格に調整したバージョンも発売された。 収録元の都合でDS素材集、DS+素材集と分割収録されている素材もあり、本作の素材すべて使用したい場合は両方とも購入する必要がある。
https://w.atwiki.jp/gamemusicbest100/pages/2698.html
RPGツクール3 機種:PS 作曲者:平田健一 開発元:空想科学、サクセス 発売元:アスキー 発売年:1997 概要 RPGツクールシリーズ、コンシューマー第3作。 前作よりも容量が格段に増しており、作りやすさもあいまって本作の評価はとても高い。 それゆえ、ゲームクリエイター高橋邦子による作品など多彩な名(迷)作を生み出した。 BGMはフィールドの音楽が哀愁ただよっており人気がある。 BATTLE3は通称「邦子のテーマ」と呼ばれており、ニコニコ動画などで絶大な人気を誇っている。 なお、本作にはグラフィック製作モードである「アニメティカ」を搭載。作成したグラフィックデータをメモリーカードに保存して使用可能。 また『音楽ツクール かなでーる2』の曲データをコンバートして使用可能できる。 (前作:RPGツクール2 次作:RPGツクール4) 収録曲 曲名 補足 順位 BATTLE1 ラスダン通常戦闘(サンプルゲーム) BATTLE2 通常戦闘(サンプルゲーム) BATTLE3 通称「邦子のテーマ」 CASTLE1 魔王ガラモス戦(サンプルゲーム) CASTLE2 DUNGEON1 DUNGEON2 DUNGEON3 ダンジョン312位第2回マイナーゲーム223位 END1 第2回マイナーゲーム114位 END2 FIELD1 FIELD1S FIELD2 フィールド283位初代PS172位第2回マイナーゲーム291位 FIELD2S FOREST HOME OPEN1 OPEN1S メインメニュー画面 OPEN2 OPEN2S SKY TOWER TOWN1 TOWN2 TOWN3 BAROQUE DANCE GAG1 GAG2 KANKYO1 KANKYO2 MO エディット時のデフォルトBGM 初代PS202位第2回マイナーゲーム129位 POP 「アニメティカ」タイトル画面の曲 REGGAE 「アニメティカ」エディット画面の曲 SAMBA
https://w.atwiki.jp/sfcall/pages/30.html
前のゲーム | 次のゲーム クリア条件:サンプルゲームクリア&ゲームを製作し、それをクリアする 開始時間:2009/01/17(土) 01 11 02.11 終了時間:2009/01/18(日) 16 20 07.33 参加人数:6 前作から1年で出た作品。前作に比べグラフィック、演出、容量等でパワーアップ。 サクッとRPGが作れるソフトになった。 他にサテラビュー対応で作成素材を増やせたり、他のSFCソフト音楽ツクールで作曲した曲も 使用するできるという当時驚きの作品。 サンプルゲーム 主人公の名前が“だんきち”というなんだか気の抜けたゲームですが、ストーリーはギャグ一辺倒でかなりはっちゃけていました。 システム面では、呪文での攻撃が一律だったり、二回行動の敵が多くうざったいなどはありますが、それほど難しいところはなく、スラスラと進めるレベルでした。 おそらくED画面 未来のPS制覇スレで、“ミナヨのオンリーマイラブ”に期待! 2主が作成したゲームをプレイしました。 最初から仲間が3人、途中で1人抜けて少し進んだら戦闘へ。 最初で最後の戦闘でした。 敵はほそきかずこ 攻撃方法が少なかったですがそれでも撃破 そして少し会話してED。 20分くらいでサクッと終わるクソゲーでしたw
https://w.atwiki.jp/50off/pages/9.html
RPG製作ルーム★ 記念すべき1作目 タイトル:DERAM TRAIN 製作開始日06/9/14日 完成予定日200X年予定 価格 0円 必要ソフト RPGツクール2000RTP(ググったらでます) ├story ├system ├Screenshot └Others
https://w.atwiki.jp/yamamura2/pages/5225.html
【TOP】【←prev】【PlayStation 2】【next→】 RPGツクール 5 タイトル RPGツクール 5 機種 プレイステーション2 型番 SLPS-20143 ジャンル ツール 発売元 エンターブレイン 発売日 2002-8-8 価格 7800円(税別) RPGツクール 関連 Console Game SFC RPGツクール SUPER DANTE RPGツクール 2 PS RPGツクール 3 シミュレーションRPGツクール RPGツクール 4 SS シミュレーションRPGツクール PS2 RPGツクール 5 RPGツクール Handheld Game GB RPGツクールGB うちゅう人田中太郎でRPGツクール GB2 GBA RPGツクール アドバンス NDS RPGツクール DS RPGツクール DS+ 3DS RPGツクール フェス 駿河屋で購入 プレイステーション2
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/6795.html
※この記事では3DS用ゲームソフト『RPGツクール フェス』の他、プレイ用の3DSダウンロードソフト『RPGツクール フェス プレイヤー』も扱います。 RPGツクール フェス 概要 主な特徴 評価点 問題点 総評 余談 RPGツクール フェス プレイヤー 概要(プレイヤー) 機能説明(プレイヤー) 評価点(プレイヤー) 問題点(プレイヤー) 総評(プレイヤー) 余談(プレイヤー) RPGツクール フェス 【あーるぴーじーつくーるふぇす】 ジャンル コンストラクション 対応機種 ニンテンドー3DS メディア 3DSカード/ダウンロードソフト 発売元 角川ゲームス 開発元 ジュピター 発売日 2016年11月24日 定価 パッケージ版:5,800円ダウンロード版:5,300円(各税別) 判定 なし ポイント 『DS+』から更にクオリティ向上、手堅い作りに携帯機としては約6年ぶりにファンタジー素材が復活基本的な感覚はDSに近いためややしょぼいオンライン投稿システムのおかげで目標を立てやすい ツクールシリーズリンク 概要 RPGツクールシリーズの携帯用作品。もうないと思われていた『RPGツクールDS+』、約五年振りの続編。 舞台を3DSに移し、開発を外注にするなどの変更点はあるが、雰囲気などの多くはDSを元にしている。 相変わらず不具合やバグはあるものの、これまでのシリーズのように普通にプレイしていても遭遇するレベルのものは少ない。 前作『DS+』は現代RPGをメインで制作するツールだったため、ファンタジーRPGを待ち望むファンにとっては本作が実質的に『DS』の改良版といっていいものとなっている。 さらに本作は『DS+』からオンライン機能を強化し、『RPGツクールフェス プレイヤー』という無料のプレイ用ソフトも配信されている。 これにより、家庭用版シリーズでは初めて他プレイヤーに配信出来るようになった。 主な特徴 基本素材がファンタジーに戻った なお、前作『DS+』で作ることが出来た他ジャンルのゲームについては、同作の素材が無料で配信されているので、さほどハードルは高くない。 CS版としては『5』以来の変数の復活 長年のツクラーからみるとようやく戻ってきた、といったところ。使い方は難しいが仕組みさえ理解すればゲームの幅を一気に広げることが出来る。 作品データ改変に関する仕様の変更 『DS』『DS+』で作品データを改変されたくない場合は、パスワードの設定が必要だったが、今作ではデータ改変の有無設定となったことで管理の手間が大幅に改善された。 データ改変できないに設定すれば手あたり次第パスワード入力してロック解除される心配もなくなる。 その代わり作品内でクリア特典として、データ改変できるように解除パスワード公開といった事はできなくなった。 特に作品制作時に解除パスワードを忘れて続きが制作できなくなるといった事故がなくなったのは大きい。 作品保存数が本体1台に付き16作品と大幅増加。 制作用データとプレイ用データの枠を確保しやすくなった。 後述する『RPGツクールフェス プレイヤー』と併用すればプレイ専用作品をさらに16作品保存できる。 特技のダメージの仕様変更 設定できるパラメータに魔力(魔法攻撃力)や魔法防御力といった要素が追加され、特技のダメージにパラメータの影響を受けるようになった。 MPを消費する「魔法」のダメージは魔力(魔法攻撃力)と魔法防御力の影響を受け、HPを消費する「必殺技」のダメージは物理攻撃力と物理防御力に影響を受けるようにダメージ計算式が大幅に変更された。 『DS』『DS+』では、特技のダメージがレベルやパラメータによらずほぼ一定だったが、この仕様変更により序盤で覚えたダメージ系特技でも後半まで使えるようにする事も可能になった。 これにより物理防御力が高いが、魔法防御力は低い防具といった特徴のあるものも製作可能となった。 技にカットインが付けられるようになった。 当初は「~~を唱えた」という固定メッセージが出ていたが、現在は廃止に。 オンライン投稿機能の実装 完成させた作品をオンラインで公開出来るようになった。 無料でダウンロード出来る『RPGツクールフェス プレイヤー』を使えば、ソフトを持っていなくてもプレイ出来る。かつてのDSにおける通信機能をより強化した形となった。 ただし作品の投稿を無料で出来るのは一人に付き一作品だけ。それ以上は課金が必要となる。 アップデート要素の追加 DLCによるグラフィック素材配信の追加。 無料のものと有料のものがある。版権作品のものも配信されている。 作品の投稿が可能であり、3DSを持っていれば誰でもプレイが出来る。 不具合修正もある程度行われている。 評価点 基本的にはまともにプレイ出来る。 『DS』にあった数え切れないバグや深刻な容量不足など避けようのない問題や、『DS+』にあったアイテム二重消費などのややユーザーが不便に感じるバグやファンタジー素材全廃…などといった痒いところに手が届かない問題はなく、ソフトとして充分な完成度を保っている。 廃止されていた変数の復活、属性概念の強化など、様々な機能の復活もなかなか嬉しいところ。 当たり前と思うかもしれないが、これまでが酷かっただけに、今までに比べて安定感があるというのは確かな強みとなっている。 フリーズバグはあるが、これは他のゲームでも起きることがあるものであるため、本作に限って下手に突付くようなことでもない(勿論ないに越したことはないが)。 変数復活による自由度の拡大。 発売時期に流行っていた脱出ゲームは勿論、アクションゲームなども作りやすくなった。 この変数は装備のパラメータや特技のダメージにも設定でき、イベントで成長する武器防具や特技のダメージアップといった芸当も容易になった。 オンライン投稿機能によるモチベーションの維持。 オンラインコンテストなども行われているが、本作でも作品はオンライン経由で送ることが出来るうえ、『DS』のようなDPといった縛りもなく、これまでよりハードルが非常に低い。 コンテストではツクールコンテストでは定番とも言える「賞金」も出る。 現在ではサービス自体が終了してしまったが本体機能によるSNS、『Miiverse』とも相性が良く、公式コミュニティは人気制作者による作品解説やアドバイスを求める投稿などで賑わっていた。 DLCを加味すると幅が広い素材数 有料ではあるが、他社コラボの素材をはじめ、「現代ホラー」などといった変化球的なものも。 フェス限定有料素材の萩原一至先生の描き下ろしキャラクター「ツクモン」も配信されていた。 PC版の旧シリーズのグラフィックや音楽素材の一部が配信されていた。値段はまちまち。 なお、悪名高い『DS』の素材も有料で配信されている。素材だけは良いと言われていただけに、汚名返上の要素と言える。 アップデート出来るようになった。 開発が外注のためか頻度は少ないが、家庭用版としては不具合に対する最低限のサポートが初めて行われている。 発売初期の「容量を2倍に増やす」、「メッセージの容量消費を文字数に応じた可変式にする」アップデートが印象的な事例と言える。 『プレイ』もしやすい 今までの家庭用版ツクールは事実上狭いコミュニティでしかプレイさせることができなかったが、本作はオンライン対応したことで一気にプレイ出来る幅が広がった。 問題点 PC版『MV』からの使い回しがやや多い。 グラフィック素材や、作成可能なアイテムやモンスター等の数が少ない。 背景素材が今一足りないことに加え、アイテムや敵などといった要素の作れる数もボリュームを見るとやや少なめ。 戦闘の問題点 テンポがやや悪い。ボタンを押しっぱなしにしてようやく普通かというくらい。 勝利演出は一々「WIN」というカットインと立ち絵が出てくるため、地味に時間がかかる。 また用語の変更や不要メニューの非表示ができないので現代モノなどを作る際には微妙な違和感がでてくる。 本作にて新規に設定できるようになった属性設定は制約が強く、自由度が低い。 属性は数、ダメージ倍率は勿論の事、単独属性としての強弱設定ができず、固定化された属性間の相関を余儀なく適用される。 属性はコンシューマー版としては『3』の内容と似ているが、相関の関係で「強い属性」と「弱い属性」が成り立ってしまっているため、初心者には本作の方が扱い辛い。 デフォルトの戦闘がフロントビューというのも古臭さを助長している。 『MV』では出来たサイドビューへの切り替えも、携帯機という土壌のせいか出来ず。しかしそれを差し引いても本作のフロントビュー戦闘はビジュアルを含めてやや時代錯誤感がある。 モンスターデータ作成上の問題点 モンスターのパラメータ設定に魔法攻撃力に相当する項目がない。 モンスターが攻撃魔法を使うと魔力0扱いの魔法攻撃となるため、プレイヤーの使う攻撃魔法と同じ数値設定をすると魔力数値の分、非常に弱く感じてしまう。 通常攻撃と同時に状態異常を付与する攻撃が、必ず状態異常付与されていた『DS』『DS+』と違い、状態異常付与成功率が設定されているが、この成功率は変更不可。 状態異常成功率は毒といった高いものでも50%なので通常攻撃と状態異常付与メインのモンスターが作りにくくなっている。 『効かない特技』が6種類までしか設定できず、それ以上の特技に耐性を持たせることができない。 そのため、ゲームバランスを考慮すると、味方側が使うことのできる攻撃補助・ステータス異常系特技の数が限られてしまう。 『有効な状態異常』の設定に関しては個別で可能だが、攻撃力ダウンや防御力ダウンに関しては設定できない。 モンスターのドロップ率の設定率を任意の値に指定できない。 『1%・20%・50%・100%』と極端な設定しかできない。1%だとかなりのレアドロになり、20%だとドラクエの薬草並みに落としまくる。 禁止ワードがある オンライン機能ありきなため仕方ないとはいえ、そういった意図がないものにまで適用されることがあるため面倒くさい。 戦闘のあるRPGでは恒常的に使用するであろうキーワードも禁止扱いされる(*1)ため、ネーミングの幅が狭まっている。 あくまでビジュアルのベースに『DS』を利用しているため、目新しさがない。 本作を評価しづらい大きな理由の一つ。これまでのシリーズは毎回システムを大きく変えていたが、3作品ほぼ同じインターフェースを元にした点についてはやや批判が多い。 PC版でいくらでも自由度の利くバージョンが多数リリースされている2016年という年代を考えると、新機能搭載の新作といえど、目新しさに欠けるのはやはり万人向けの仕様とは言い難い。 『DS』が最初から良ければ…と考えてしまうとガッカリしてしまううえ、やはり全体的に古臭さも否めない。 なお、各種素材自体はほぼ全てフェスとして新装されている。先の戦闘や製作時のインターフェースも当然込みである。問題は製作したゲームの雰囲気自体はいかんせん変わっていないということである。 特に人物系はPC版とは違いデザイナーが変わっていないため、『2000』→『2003』(*2)の時に近い印象も受ける。ただしこのおかげで過去の『DS』『DS+』の素材と合わせても違和感がないため、一概に悪いとも言えないのだが。 初心者でも取っ付き易い内容になっていない。 特にこれまで追加が見送られてきた変数は説明不足で、多くのプレイヤーが変数の使いこなしに難儀している。 そのため買ったはいいが、制作を諦めてしまうツクラーも多い。もっともこれはこれまでのシリーズにもあったことだが、せめてもう少しヘルプの機能が充実していれば…。 せっかくアップデートを導入したのにほとんど不具合修正・仕様変更をしない。 発売から一年の間に行われたアップデートは四回。その内一回は公式コンテストへの対応なので実質三回。 同時期に出た『MV』と比べれば歴然の差で、これ自体はやはりガッカリする他ないポイント。 PC版でも外注作品に関してはかねてよりアップデートは消極的だった。そのため外注製であることが本作の評価をあげづらくしているのかもしれない。 目立ったものは概ね修正されたとはいえ、マップ制作でのフリーズバグなどフリーズするバグが残っている。 ゲーム中のバグを集めたものをゲームとして作り、プレイヤーに注意喚起する作品も投稿されている。 立ち絵の汎用性の低さ カットイン等に使用される立ち絵には武器が写っている。 このため、剣士グラフィックのには剣以外を装備可能にし辛いなど、汎用性が低い(*3)。 ちなみに、「XP」でも同様、立ち絵に武器が写っていた。 通信にインターネット接続が必須になったことによる作品データ移動の制約 本作ではローカル通信は非対応。また作品保存場所も本体のみでゲームカード内に別枠でデータを保存する事もできない。 これにより『DS』『DS+』ではできたゲームカード内への作品のバックアップやインターネットを使わずに身内同士での作品交換ができなくなった。 ツクールフェスの通信コンテンツサービスが終了してしまった現在では、作品の受け渡しが事実上不可能になった。 総評 「ようやくまともに遊べるようになったツクールDS」というべき作品。 これまでと比べると遭遇必至の致命的な不具合などはほとんどなく、気楽に作って気楽にプレイ出来るコンストラクションゲームとなった。 ただしプレイ中のインターフェースなどの時代遅れな感覚は否めず、あまり派手なゲームは望めない。 一方、凝ろうと思えば家庭用版のツクールとは思えないような特殊システムや、細かいイベント設定も可能となっている。 他のプレイヤーの作品を参考にしやすくなったのも大きく、総じて家庭用版として理想的なところに到達したと言えよう。 惜しむらくはある程度、ツクール作品に触れているツクラーメインで初心者に向けた説明やフォローが足りないところかもしれない。 余談 任天堂の広報番組「ニャニャニャ ネコマリオタイム」でも紹介された。元より自社以外のソフトも紹介していたとはいえ、任天堂直々に取り上げたことについて、ツクールファンの間ではそれなりに驚かれた。 PC版の『MV』系列の規格に調整した本作の素材がsteam及びDEGICAツクールストアで販売されている。 2023年3月28日9時に3DSシリーズの「ニンテンドーeショップ」サービスが終了し、本作のDL版やツクールフェスプレイヤー、素材の追加コンテンツの新規ダウンロード(有償、無償共)も終了した。 これに合わせ2023年3月31日15時をもってツクールフェスのサーバー停止(通信コンテンツのサービス終了)が行われた。 RPGツクール フェス プレイヤー 【あーるぴーじーつくーるふぇすぷれいやー】 ジャンル コンストラクション 対応機種 ニンテンドー3DS メディア 3DSダウンロードソフト 発売元 角川ゲームス 開発元 ジュピター 配信日 2016年11月16日 定価 基本プレイ無料(ソフト内購入あり)(*4) 判定 なし ポイント 家庭用版RTPのようなもの 概要(プレイヤー) 『RPGツクール フェス』でツクられたゲームを遊ぶためのプレイ用のソフト。基本プレイ無料。 一部のPC版ツクールで配布されていたランタイムパッケージ(RTP(*5))に近い。 機能説明(プレイヤー) ゲームプレイ 「ゲームのダウンロード」や「ダウンロードコンテンツ」でDLした作品を遊ぶ事ができる。 ゲームは16本まで保存可能。RPGツクールフェス本体とは別枠なので併用すれば最大32作品分保存できる。 ゲームのダウンロード インターネットへ接続し、製品版ツクールフェスのユーザーが投稿したゲームをダウンロードする。 「みんなの作品」では各ユーザーが投稿した多数の作品が並ぶ。 過去一週間のDL数や評価数でソートする「DL/7日」と「評価/7日」、コンテストに入賞した「殿堂入り」の他、新旧順や総合DL数やジャンルでの「絞り込み」、タイトルや作者名やIDから直接調べる「検索」といったものから作品を選ぶ。 ダウンロードしたゲームであれば5つ星段階の「評価」や、卑猥な表現や著作権に触れる違反なゲームの「通報」も可能。 「コンテスト会場」では現在開催中のコンテスト投稿作品を選ぶ。 ダウンロードコンテンツ DLC素材のデータや有料作品をダウンロードできる。 RPGツクールフェスプレイヤーの最新データの更新に加えプレイ用のDLC素材(無料)をDLしないと追加素材を使った作品はプレイできない。新素材が出る度に更新する必要がある。 オプション BGMと効果音の音量設定ができる。 評価点(プレイヤー) フェス本体を買わなくてもネット環境さえあれば作品を遊べる。 ゲームサイズや機能が制限されていた『ツクールDS』のDPプレイから大きな進歩と言える。 ツクールDS(+)にもネット経由での作品投稿はあったが、あちらはツクール本体のセーブ枠を消費する必要があったが、本作はフェス本体と別枠で保存可能。フェス本体所持者でもお気に入り作品の保管目的でプレイヤー側に保存といった事も可能。 遊ぶ分には特に問題なし。大きな不具合がある訳でもない。 ツクゲー内のフラグミス等でイベント進行不能になってもスタートボタンで強制終了できる。 問題点(プレイヤー) ダウンロードして保存できるゲームは本体1台に付き16本まで。 DLCで保存枠の拡張……は何故かできない。絶好のポイントだとは思うのだが。 フェス本体と別枠なので併用すれば本体1台に付き最大32本保存できるようにはなる。 1つのゲームのセーブデータは3つまで。ゲームジャンルによっては不便である。 ユーザーモラルの問題点だが、みんなの作品を一週間ソートで検索するとトップに不快な表現の作品が並ぶ事が多い。 禁止ワードがあれだけ設定されているにもかかわらずである。 通報機能があるものの作品のDLが必要なため、わざわざDLしないといけないのも原因。イタズラ防止と思われるがこれではタイトルや説明だけで危険なものが減らない。 それが原因なのか、週間DL順に並べるとそういった説明の作品が上位に並ぶという本末転倒な事にも繋がっている。 総評(プレイヤー) ツクールゲームを遊ぶためのプレイヤーとしては最低限の機能が保たれており、検索機能も完全一致で特定できるのでさほど困る事は無い。 余談(プレイヤー) 「ソフト内購入あり」との記載はあるものの、有料作品が配信された事は一度もないままサービス終了してしまった。 他社コラボ素材の配信もあったことから、それらの素材を使用したツクールフェス限定のRPG販売が計画されていたのではと推測される。 後続の『RPGツクールMV Trinity』でもプレイ専用のソフトが配信されている。 発売から6年近く経った頃になって突然、公式がPC用の作品検索エンジンを公開した。 公開日より前の作品だけ載っており、それ以降の作品は追加されていない。 2023年3月28日9時に3DSシリーズの「ニンテンドーeショップ」サービスが終了し、本作やフェス本体のDL版、素材の追加コンテンツの新規ダウンロード(有償、無償共)も終了した。 これに合わせ2023年3月31日15時をもってツクールフェスのサーバー停止(通信コンテンツのサービス終了)が行われた。 公式発表によればツクールフェスのサーバー停止告知の時点で発売からの6年間で56,000以上のタイトルが投稿されたとされている。
https://w.atwiki.jp/newmarisen/pages/14.html
キャラチップ画像 RPGツクール2000素材の部屋 たなけん 様 http //www1.dnet.gr.jp/~tanaken/tanaken/tukulu/t.top.htm First Seed Material REFMAP 様 http //www.tekepon.net/fsm/(サイト消失) デイエムストアR D・M 様 http //www.geocities.jp/dmdottostore/ RPGツクール2000ハンドブック マップチップ画像 First Seed Material REFMAP 様 http //www.tekepon.net/fsm/(サイト消失) RPGツクール2000ハンドブック モンスター画像 HOT TOKE 野プリン 様 http //wild-pd.hp.infoseek.co.jp/(閉鎖) The Spriters Resource http //www.spriters-resource.com/ ポケ書 モア 様 http //www.pokesho.com/ フェイス画像 遠景画像 RPGツクール2000ハンドブック 戦闘背景画像 RPGツクール2000ハンドブック 拾い物 戦闘エフェクト画像 拾い物 システム画像 拾い物 音楽 VGMusic http //www.vgmusic.com/ 拾い物 効果音 RPGツクール2000ハンドブック 拾い物 その他 支援ソフト ccclip・マイウィンドウ・Pic To Char Divider(ツクールでつくーる) Gaz 様 http //kochi.cool.ne.jp/gazpage/(閉鎖) かおグラMAKER for Tkool plums 様 http //www.vector.co.jp/soft/win95/game/se316607.html ツクールメニュー(タンクタウン) 入江ノジコ 様 http //gcg.sakura.ne.jp/tt/tt_top.htm ほこグラMAKER for Tkool plums 様 http //www.vector.co.jp/soft/win95/game/se322106.html もじか2000(YADOT) YADO 様 http //yado.tk/